抗がん剤の副作用にはどんなものがあるの?|病気と戦うためには

医者

感染症を引き起こす

今や医療の技術は大変進化しています。がん治療も以前に比べてとても発達しており、発見が早ければ治すことも可能なのです。がん治療で主に使用されているのは、抗がん剤による治療法です。抗がん剤を体の中に投与することで、腫瘍を徐々に小さくしていくことができるのです。ですが、病気をきちんと完治するまでには、治療を終えても数年は経過を見る必要があります。がんは転移する可能性が高い病気なので、一つの箇所が治ってもまた他の箇所にできる場合も考えられます。抗がん剤による治療で完全に病気を治せるというわけではなく、症状を和らげていくという認識を持つことが大事なのです。

また、抗がん剤によるがん治療を行なう場合は、副作用のことも覚悟しておかなければなりません。抗がん剤を投与することで、体内の様々な細胞や組織に負担を与えてしまうため、副作用が出ることは避けられません。主な副作用の症状は、髪の毛や眉毛が抜けたり、吐き気や嘔吐を繰り返したりといったものです。そのほか、抗がん剤を投与することで赤血球やヘモグロビンの量が減ってしまうため、貧血状態に陥るケースが多いです。赤血球やヘモグロビンは、肺にある酸素を全身へと送り届ける役割を果たしています。そのため、これらの物質が減ることで、全身に十分な酸素を行き渡らせることができず、貧血になってしまうのです。そうなると、他の病気にもかかりやすくなります。体内に侵入した悪い菌を攻撃するための免疫力がないため、感染症を発症してしまうという最悪の事態を招くことになりかねないのです。この症状は、抗がん剤の副作用の中でも多いケースです。